どうしようも首が回らなくて、本当に辛い時。
状況がなんとか改善する事を祈ったり、誰かが救い上げてくれるのを待ち望んだり。
もちろん、運気によって良い方向に流れていく事もあるでしょう。
しかし、現実を変えるのに本当に必要なのは、私達自身の波動状態を整えていく事なのです。
今、どんな状況であっても、この瞬間により良い気分になり、より深くソースと繋がる。
そう自ら意識する事にかかっています。
本当に運が悪い時というのは、がむしゃらに足掻いても火に油を注いだり、焼石に水のような行動になってしまう事が往々にしてあります。
そんな時こそ、物理的なアプローチでは無く、内面にこそ真実があるのだときちんと向き合う事で、滞っていた気の流れがスーッと通るようになっていくのです。
もちろん誰かの協力があってなんとか首の皮一枚繋がった・・・というケースもありますが、
結局それは自分がソースと繋がり、波動が安定し、固定観念が外れた事によって素直に助けを請うことが出来たからに他ならないのです。
崖っぷちで、人から心配されても「いや大丈夫です」と言ってしまう人のなんて多いことか。
それは清貧とか、品格が高いとか、プライドがどうだとか、そんなのは全くのお門違いで、
そもそも自然に生きていれば人の手を借りずに生きていけないというのを本能的に悟っているはずなのです。
だから、自分が困った時は助けてもらう必要がある事も本当はわかっている。
なのに、そうしないのは、ソースとの接続が遮断され、波動が不自然になっているからに他ならないのです。
協力、共存、共生して命を繋いでいくのが地球なのに、「助けがいらない」とは、なんとも傲慢な考えではないでしょうか?
『自分一人でなんとかなる、いやなんとかしなければ』
と深く思い込んでいる人ほど、頭を下げないといけない状況に追い込まれたりするのはこの為です。
お願いしますorDIEの選択で、お願いしますを選べる人はその後浮上するでしょうし、それが出来なければTHE ENDです。
でも、自分がベストを尽くした後の、お願いしますは、恥ずかしい事でもなんでもないのです。
なのにわざわざDIEを選ぶ必要があるでしょうか?
私もそういう事が何度かあったので、自分の浅はかさを知ると共に、人の愛が不可欠なのだと身にしみて感じています。
そして、素直に助けてもらう事が出来る人は、人が困った時も自然に助けてあげられるような人になれるのです。