やりたい事がわからないという人の一番の特徴は、『大きな目標』だけをやりたい事として定義し、小さな願望を軽視し無視している事です。
これは結果主義の人にはありがちな事で、日常の中にある些細な「これしたい」「あれしたい」は非合理で不必要なものだからと一蹴し、五感を閉じてしまっているのです。
しかし、本当にやりたい事というのは、自分の五感、もしくは六感を通してインスピレーションでやってくるので、感情を押し殺して一生懸命行動していても本末転倒になってしまうのです。
良い気分でいる事で、ソースと繋がり、ソースがインスピレーションを与えてくれる・・本来ならばそれが一番自然ですが、
どうしても目に見えないものに対して信頼が置けないというならば、それはそれで解決策があります。
①願望を細分化し書き留める
②TO DOリストにして出来るところから消化していく
上記の2つを行う事で、自分のやりたい事が徐々に明確になってくるはずです。
まず①の願望を細分化し書き留める、についてですが、『フェラーリが欲しい』『家が買いたい』などの大きな目標では無く、ふと瞬間に思い浮かぶ些細な願望にフォーカスしていく作業になります。
例えば自宅を少し豊なものにしたいと思えば、アロマを炊く、寝具を新しくする、カーテンを替えるなど様々な案が挙げられますよね。
前から作ってみたかった料理を手間をかけて作ってみる。
行ってみたかったカフェに行ってみる。
気になっていたいつもと違う道から帰ってみる。
こういう一見何の数字にもなら無さそうな事を無碍にしがちですが、忙しい人程この重要性を認識し、是非時間を割いて頂きたいのです。
するとたちまち心が豊かになっていきますし、それにつれて波動も上がり、運気も上昇していきます。
そして実際に②に書いている通り、行動して消化していく事が何よりも大切です。
行動してみる事のメリットは数えられない程ありますが、
やりたい事がわからなくて困っている人への一番の効果は、やってみる事で何が好きで何が嫌いか、何が自分に向いていて何が向いていないかがわかる事でしょう。
それをなん度も繰り返し、データを蓄積していく事によって、ざっとでも自分の傾向がわかってくるはずです。
わからない、わからないと悩み続けるのでは無く、
自分の中にある小さな輝きを拾い上げ、大切にして下さい。
一つ一つの結果が思い通りにいかなくても、必ずそれが布石となって望む未来へと導いてくれるはずです。